青春の軌跡!
なんだろう、まるで推しについて熱く語るオタクの集いを盗み聞きしているような気分だ。
こんなことなら流れでそのまま行ってしまえばよかったのに、変に足を止めてしまったせいで、石田はその場から動けなくなった。
「この部長の素晴らしさがわからないなんて、目がおかしいんじゃないの?」
「そっちこそ、会長の良さがわからないなんて、どっかおかしいよ」
「言ったな、そこまで言うならこれも見なさいよ!」
「あ……優しく進捗を見守る会長の微笑み……尊い」
「いやいや、部長のこの凛々しいお顔には負けるから」
話の内容と、その合間に聞こえてくるピッピという機械音から察するに、外崎とその話し相手は一緒にカメラに表示させた写真でも見ているのだろうか。
あの機械音は、外崎が部室で逢坂に写真を確認してもらう時に響かせているものとよく似ている。
こんなことなら流れでそのまま行ってしまえばよかったのに、変に足を止めてしまったせいで、石田はその場から動けなくなった。
「この部長の素晴らしさがわからないなんて、目がおかしいんじゃないの?」
「そっちこそ、会長の良さがわからないなんて、どっかおかしいよ」
「言ったな、そこまで言うならこれも見なさいよ!」
「あ……優しく進捗を見守る会長の微笑み……尊い」
「いやいや、部長のこの凛々しいお顔には負けるから」
話の内容と、その合間に聞こえてくるピッピという機械音から察するに、外崎とその話し相手は一緒にカメラに表示させた写真でも見ているのだろうか。
あの機械音は、外崎が部室で逢坂に写真を確認してもらう時に響かせているものとよく似ている。