すべての花へそして君へ①
4-7


 彼女とは、違う意味での――異常。

 俗に言う――変人。


 別に嫌とかはない。

 それが自分のアイデンティティーだ。



 でも、どうして

 彼女や彼らは

 こんな自分のことを嫌がりもしないのだろうか。



 なんで……

 なんでこんなにも、





 桜は、あたたかいのだろう。




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