エンドロールは救いの詩を
私とルナちゃんは再び2人きりになる。
「あっちの2人が付き合ってたんだね...」
「そうみたいだね...」
「リクさんの彼女じゃなくて良かったね」
「...うん」
さっき心を巡った想い。
その想いをルナちゃんに言おうか迷っていた。
でも今私の口から言うには恥ずかしかった。
だから、私は胸の中にしまっておくコトにした。
「今日はもう帰ろっか」
「そうしよっか」
私の提案にルナちゃんが了承する。
そして私達は帰路につき、別れた。
< 15 / 16 >

この作品をシェア

pagetop