エンドロールは救いの詩を
俺が中華料理を食べたい気分だと言うと、ナナはオススメのお店があると答えた。そのオススメのお店に案内され、中に入る。
席につき、メニュー表を広げると美味しそうな料理の写真が並んでいた。
「リクさんは今何食べたいですか?」
ナナの声を聞きながら、メニュー表を捲る。
「そうっすねー。俺は回鍋肉かな」
「良いですね!私は麻婆豆腐の気分です!
そう言って俺は回鍋肉、ナナは麻婆豆腐を頼んだ。
料理が運ばれ、一口食べる。
野菜のシャキシャキ感が良く、肉の旨みが口の中に広がる。
「美味いっすね」
「良かったです!私もいただきます」
そしてナナも麻婆豆腐を口に運ぶ。
「うん!美味しい!」
そう言った次の瞬間ナナは咳き込んだ。
「ナナさん!?」
「うぅ...辛い...でも美味しい...」
涙目になりながら食べる姿に俺は笑みが溢れる。
「リクさんも食べますか?」
「じゃあ一口」
そう言って俺は取り皿に麻婆豆腐を取り、一口食べる。
「んー、確かに辛いっすね」
「クセになる辛さです」
そんな話をしながら、俺たちは料理を食べていく。
その中でナナは途中で箸を止めた。
そして俺の方を向いて話し始める。
「この前は助けてくれて、本当にありがとうございました」
「あー、いや、たまたまっすよ」
「どうしてリクさんは山の中に?」
「途中でルミさんに会って、なんかヤバい状況っぽかったので着いていったんです。それでなんやかんやあって、ああなりました」
「ふふっ、何があったか全然分かんないです」
本当はナナがピンチになってるコトを知って、慌てて山に助けに行った。そう言えばあの日の顛末は分かってもらえるだろうが、素直に言うには恥ずかしかった。
「まぁ、本当助けられて良かったです」
「助けに来てくれたリクさんを見た時、ヒーローだと思いました」
「そんな、ヒーローなんて大袈裟な...」
ナナは静かに首を横に振る。
「私にとってリクさんはヒーローです。リクさんが助けてくれたから今ここで私は生きてます。本当にありがとう」
ナナは俺の瞳を真っ直ぐ見る。
真っ直ぐ見ている時のナナの瞳はとても澄んでいて、その瞳をとても綺麗だと思った。
「ナナさんの真っ直ぐ人を見て、伝えてくれる所すげぇ良いなって思います」
「ええっ!?そ、そうですか!?」
「ハハッ。本当に良いなって思ってますよ」
俺がそう言うと、ナナさんは手で顔を覆った。
「ナナさん?」
「......いえ、なんでもないです」
顔から手を離すと、ナナはいつもの顔に戻っていた。
その後、俺たちは他愛ない話をして、お店を出た。
席につき、メニュー表を広げると美味しそうな料理の写真が並んでいた。
「リクさんは今何食べたいですか?」
ナナの声を聞きながら、メニュー表を捲る。
「そうっすねー。俺は回鍋肉かな」
「良いですね!私は麻婆豆腐の気分です!
そう言って俺は回鍋肉、ナナは麻婆豆腐を頼んだ。
料理が運ばれ、一口食べる。
野菜のシャキシャキ感が良く、肉の旨みが口の中に広がる。
「美味いっすね」
「良かったです!私もいただきます」
そしてナナも麻婆豆腐を口に運ぶ。
「うん!美味しい!」
そう言った次の瞬間ナナは咳き込んだ。
「ナナさん!?」
「うぅ...辛い...でも美味しい...」
涙目になりながら食べる姿に俺は笑みが溢れる。
「リクさんも食べますか?」
「じゃあ一口」
そう言って俺は取り皿に麻婆豆腐を取り、一口食べる。
「んー、確かに辛いっすね」
「クセになる辛さです」
そんな話をしながら、俺たちは料理を食べていく。
その中でナナは途中で箸を止めた。
そして俺の方を向いて話し始める。
「この前は助けてくれて、本当にありがとうございました」
「あー、いや、たまたまっすよ」
「どうしてリクさんは山の中に?」
「途中でルミさんに会って、なんかヤバい状況っぽかったので着いていったんです。それでなんやかんやあって、ああなりました」
「ふふっ、何があったか全然分かんないです」
本当はナナがピンチになってるコトを知って、慌てて山に助けに行った。そう言えばあの日の顛末は分かってもらえるだろうが、素直に言うには恥ずかしかった。
「まぁ、本当助けられて良かったです」
「助けに来てくれたリクさんを見た時、ヒーローだと思いました」
「そんな、ヒーローなんて大袈裟な...」
ナナは静かに首を横に振る。
「私にとってリクさんはヒーローです。リクさんが助けてくれたから今ここで私は生きてます。本当にありがとう」
ナナは俺の瞳を真っ直ぐ見る。
真っ直ぐ見ている時のナナの瞳はとても澄んでいて、その瞳をとても綺麗だと思った。
「ナナさんの真っ直ぐ人を見て、伝えてくれる所すげぇ良いなって思います」
「ええっ!?そ、そうですか!?」
「ハハッ。本当に良いなって思ってますよ」
俺がそう言うと、ナナさんは手で顔を覆った。
「ナナさん?」
「......いえ、なんでもないです」
顔から手を離すと、ナナはいつもの顔に戻っていた。
その後、俺たちは他愛ない話をして、お店を出た。