キミに伝えたいことは。

ごめんね。

りのちゃんのリハビリが終わったあと。
りのちゃんは登校してきた。とっても嬉しかった。でも、罪悪感があって、複雑だった。

話しかけていいのかな

迷惑かな

そう思ってしまった。
『でも、りのちゃんは優しい子だし大丈夫かな、?』
思い切って話しかけようとした。
『お、おはよう…りのちゃ……、っ』
でも、避けているように違う所へ行ってしまった。
その場で硬直してしまった。

そんな日々が2ヶ月ほど続いた。
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