キミに伝えたいことは。
翌日、わたしは新しくできた2人の友達──新藤にいなちゃんと、楠真由ちゃんにあることを聞いた。
「ねえねえ、なっちゃ─空野さんってどんな子なの?」
思わず『なっちゃん』と呼びそうになって、急いで訂正した。2人は気づかなかったみたい。セーフ。
長い髪を一つに結った、目元が綺麗で、スポーツが得意なにいなちゃんが答えた。
「空野さん?空野さんって、静かだよ。目立ちたくないー、みたいな?」
「いつも静かだよね。」
続いて、眼鏡をかけて三つ編みの真由ちゃんが答えた。
「そういえば、凛乃っていつも空野さんの方見てない?」
ギクッ、と効果音が頭の中で響いた。
「たしかにたしかにー!!」
…ど、どうしよ…
「あ、えっとね……、いつも1人で静かだから…寂しくないのかなって」
わたしも、幼稚園の頃寂しかったし…。
それに、なっちゃんは人一倍人と関わってたから、余計に寂しいんじゃないかな?
「空野さんってどこ小だっけ?」
「たしか…双葉小学校じゃない?」
すごい、真由ちゃんそんなことまで覚えてるんだ。
「双葉小学校の人ここ少ないよね。」
「あたし、双葉小学校の人に空野さんの話してくれたことあったよ!」
双葉小学校って、他と比べて人が少ないのは確かだった。
「確かねぇ…小2くらいまではすんごい元気だったんだって!」
あっ、わたしが知ってる"なっちゃん"だ。
「へえ、そうなんだね。」
わたしは知らないフリをして、答えた。
「意外」
真由ちゃんも初耳だったみたい。
「だけど…途中から今みたいに急に静かになっちゃって…みんな心配してたみたい。」
それって、、わたしが引っ越してから?
わたしが引っ越したのは小学2年生の途中くらい。
事故にあってから2ヶ月くらい経った時。
……やっぱり、わたしのこと嫌ってないのかも。
わたしと、同じ気持ちなのかな?
そう考えると、心の中の渦が少し落ち着いた。
窓から光が差し込んで、少し眩しくなった。
「そうだったんだ、ありがとう!教えてくれて」
「ぜーんぜんっ!」
「次移動教室だよ」
「美術室だっけ」
わたし達は次の授業の準備をして、3人で美術室に向かった。
3人で話をしたけど、なっちゃんの事ばかり考えていて、あまり覚えていなかった。
「ねえねえ、なっちゃ─空野さんってどんな子なの?」
思わず『なっちゃん』と呼びそうになって、急いで訂正した。2人は気づかなかったみたい。セーフ。
長い髪を一つに結った、目元が綺麗で、スポーツが得意なにいなちゃんが答えた。
「空野さん?空野さんって、静かだよ。目立ちたくないー、みたいな?」
「いつも静かだよね。」
続いて、眼鏡をかけて三つ編みの真由ちゃんが答えた。
「そういえば、凛乃っていつも空野さんの方見てない?」
ギクッ、と効果音が頭の中で響いた。
「たしかにたしかにー!!」
…ど、どうしよ…
「あ、えっとね……、いつも1人で静かだから…寂しくないのかなって」
わたしも、幼稚園の頃寂しかったし…。
それに、なっちゃんは人一倍人と関わってたから、余計に寂しいんじゃないかな?
「空野さんってどこ小だっけ?」
「たしか…双葉小学校じゃない?」
すごい、真由ちゃんそんなことまで覚えてるんだ。
「双葉小学校の人ここ少ないよね。」
「あたし、双葉小学校の人に空野さんの話してくれたことあったよ!」
双葉小学校って、他と比べて人が少ないのは確かだった。
「確かねぇ…小2くらいまではすんごい元気だったんだって!」
あっ、わたしが知ってる"なっちゃん"だ。
「へえ、そうなんだね。」
わたしは知らないフリをして、答えた。
「意外」
真由ちゃんも初耳だったみたい。
「だけど…途中から今みたいに急に静かになっちゃって…みんな心配してたみたい。」
それって、、わたしが引っ越してから?
わたしが引っ越したのは小学2年生の途中くらい。
事故にあってから2ヶ月くらい経った時。
……やっぱり、わたしのこと嫌ってないのかも。
わたしと、同じ気持ちなのかな?
そう考えると、心の中の渦が少し落ち着いた。
窓から光が差し込んで、少し眩しくなった。
「そうだったんだ、ありがとう!教えてくれて」
「ぜーんぜんっ!」
「次移動教室だよ」
「美術室だっけ」
わたし達は次の授業の準備をして、3人で美術室に向かった。
3人で話をしたけど、なっちゃんの事ばかり考えていて、あまり覚えていなかった。