売られた少女はクールな闇医者に愛される
｢うわーーーー！！！サービスエリアだ！！久しぶりです！！｣

閉まってる店もあったが、まだ、ギリギリ営業時間内で空いてる店もあった。

たくさんの店に食材、お土産が売られていて、興奮する。

｢雪菜、何食べたい？好きなの買っていいよ！｣

冬弥が喜んでニコニコしている雪菜に声をかける。


｢あっそうだった。私お金もってなかったんでした……。｣

雪菜は久しぶりの外、車、美味しそうな食材に興奮していて、自分がお金を持っていないことを忘れていた。
お金がないことにしょんぼりしてしまう。


｢はぁ？何をいまさら。そんなこと分かってたろ。
今日は俺が誘ったんだし、奢るから、好きなん食べな。｣


冬弥の言葉に雪菜は花のような笑顔になる。


｢いいんですか！！嬉しいです！！じゃあ、このさつまいものタルト食べたいです。｣


｢いいよ。｣


冬弥はそう言って、カゴにいれていく。雪菜は断ったがなんやかんやジュースやお菓子も買ってもらった。


｢ありがとうございました。これめっちゃくちゃ美味しいです。過去一かも！！｣

サービスエリア内のテーブル席に腰かけながら雪菜はさつまいものタルトを頬張りながら言う。


｢それは良かったな笑｣

冬弥もコーヒーを飲みながら微笑んだ。
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