【短】パパと私の真っ白な地図
『けど、親から見たら子供っていくつになっても可愛いんだよね。』
なによ。
優しく微笑んじゃって。
そんなミキを見るのは初めてで、なんだか調子が狂いそう。
『あ!パパたち歩いて行ったよ!』
私は無言のまま少し早めに歩いた。
「あ~、愛満、泣かないで?」
「大丈夫、怖くないよ。怖くないから…」
泣いてる…?
なんで…
って、あぁ…
さっきのライオンか。
小さい子はやっぱり怖い子もいるんだよね。
泣いている私を必死にあやすパパとママ。
ほんの少しだけ、胸が苦しかった。