不良お兄様とわたし
キーンコーンカーンコーン
「あ、予鈴だ」
「戻りましょうか」
「そうだね」
授業開始1、2分前に教室に戻ってきた
廊下からドタドタと走る足音が聞こえる
「授業始めるから座れー」
世界史の先生は急いできたせいか頭が……否髪の毛が誰から見てもわかるくらいずれていた
「くくっ」
横から小さな笑い声が聞こえた
「沢井くん失礼だよ」
「あれはねえだろ…ぶっ」
どうやら沢井くんはツボったようだった