片想い歴20年 エリート警視は同級生に激愛を注ぎ込む
「大丈夫……?」
「ああ……」

 彼はこちらが顔色を窺うような視線を向けるだけでもうんざりとした様子で色っぽいため息をつく。
 その破壊力は抜群だ。
 目に毒でしかないから、早くいつもの圭信に戻ってほしい。

「どっか、休んで……」
「いや、いい。行くぞ」
「はーい」

 こちらの願いが通じたのか。本来の調子を取り戻した彼とともに、居酒屋を目指した。

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