四ツ指
「お母さん、お母さん。」
と叫んでも見つからない。私は
「近所だからだいじょうぶ。」と
思いながら歩いているといつのまにかまた四ツ指神社の前にきていた。「さっき、あの角を曲がったばかりなのに。」私は家のほうへ歩いていくけどやっぱり四ツ指神社の前についてしまう。不安に思っている間にまわりには誰もいなくなり、私だけが取り残されている。ふと空を見上げると真っ暗な闇夜に三日月が輝いている。これってちーちゃんのおばあちゃんが言ってたことにそっくり。そのとき
「なっちゃん、私よ。」
ずいぶん聞いていなかったけど間違いないちーちゃんの声。
「ちーちゃん!」
「話はあとで、いまは逃げないと。」
「逃げる?」
「ヨツユビさんがくるから。急いで!」
私たちは思い切り走った。走ったけど、また同じところに戻ってきてしまう。
と叫んでも見つからない。私は
「近所だからだいじょうぶ。」と
思いながら歩いているといつのまにかまた四ツ指神社の前にきていた。「さっき、あの角を曲がったばかりなのに。」私は家のほうへ歩いていくけどやっぱり四ツ指神社の前についてしまう。不安に思っている間にまわりには誰もいなくなり、私だけが取り残されている。ふと空を見上げると真っ暗な闇夜に三日月が輝いている。これってちーちゃんのおばあちゃんが言ってたことにそっくり。そのとき
「なっちゃん、私よ。」
ずいぶん聞いていなかったけど間違いないちーちゃんの声。
「ちーちゃん!」
「話はあとで、いまは逃げないと。」
「逃げる?」
「ヨツユビさんがくるから。急いで!」
私たちは思い切り走った。走ったけど、また同じところに戻ってきてしまう。