引きこもりですが、守ることだけは最強です!
「あっ、はーい」


返事をしながら扉に向かって急ぐ。

扉を開けると、そこには黄瀬くんがいた。


「ど、どうしましたか?」

「あれ? 聞いてない?」

「何がですか?」


私がそう言うと、黄瀬くんは「おかしいなぁ……」と呟いて、悩み始める。

今日、何かあるのかな?

何も聞いてないけど……

私はちょっと混乱しながら、黄瀬くんに声をかける。


「今日、何かあったんですか?」

「うん、そうなんだよ。聞いてないみたいだから、説明するね」


そう言って、階段を降りていく。

私も慌てて黄瀬くんを追いかけて、階段を降りる。


「最近、能力を使った事件が増えているのは知ってるかな?」

「えっ、し、知らないです……」


そ、外って今そんな感じなの?

私が戸惑いながら首を振ると、黄瀬くんは目を見開いて、驚いた様子だ。

階段の途中で止まってしまったので、私も立ち止まる。

そのまま黄瀬くんは「そっか、これも知らないのか……」と呟いて、悩み始める。

……外に出なさすぎて、情報に疎くなってる。

流石に少しは出ていたほうがよかったのかな……で、でも怖いし。

私がちょっとだけ悩んでいると、黄瀬くんがまた話し始めた。
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