引きこもりですが、守ることだけは最強です!
赤羽くんにも聞かれて、慌てて返事をする。

すると、すぐに三人がこっちにきてくれた。


「……よかった」

「ああ、無事でよかったな!」

「よかったです……」


三人はそう言って、ほっとした様子だ。

そんな三人を見ていたら、私もなんだか気が抜けてきた。

地面に座り込むと、さっくんがそばにきて言った。


「……今は悠生と亜輝がここにいる奴らの気を引いてる」

「だが、急いで逃げたほうがいいぞ! ここにいる奴らは全員強いから長く持たないからな!」

「はい、わかりました……!」


鞄を持って、立ち上がる。

気を抜いてる暇はなかった、急いで逃げないと……!


「僕は悠生と亜輝を呼んできますね」

「ああ、よろしくな!」


緑野くんは音がうるさい方向へと向かっていく。

私は三人の無事を祈りながら、急いでその場を離れる。
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