色褪せて、着色して。~番外編~
 何故、あんなことをしてしまったのか?
 無意識に行動してしまったのは、二度目だ。
 スズメは我に返ったときには、すべてが絶望であった。
 まず、騎士はクビだ。
 自分の家族にも害が及ぶだろう。
 母はどうにか助けてもらいたい。
 あの人とタカが母の分まで罰を受ければいい…

 大きくため息をついて。
 スズメがサンゴの家に辿り着いた頃には、どっぷりと日が暮れていた。

 しばらくサンゴの前で立ち尽くしていたスズメは。
 もう一度ため息をついて。
 中へ入った。
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