AI生成でママにされた私は、シングルの年下クズ男子に再構築されています。
 あんなこと(・・・・・)になるぐらいなら、電話の一本ぐらい、してくれればよかったのに。何度もそう思った。

 瑠奈のことを思うと、喉の奥が詰まるようだった。

 瑠奈に知らせるべきか……それともこのまま、現状維持を続けるべきか。

 今現在の生活を、日葵の成長を。瑠奈に知らせていいものか、思い悩んだ。

 彼女は、宝瑠に会いたがっていた。これは紛れのない事実だ。

 会わせてやるべきかもしれない。けれど——それが瑠奈の望んだ未来かは、わからなかった。

 天喜は心中で舌打ちをつき、出した手紙を再びもとの引き出しに突っ込んだ。

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