俺様な忠犬くんはご主人様にひたすら恋をする
30
すれ違い、遠回りして、想いを伝え損ねたあの日々。
ずっと互いを見ていたのに、見つめ合えてはいなかった。
けれど今は違う。
藤堂の指が瑞希の手を包むその温度に、瑞希の鼓動が重なる。
瑞希の瞳が藤堂をまっすぐに映す、その光に、藤堂が迷いなく笑みを返す。
もう、気持ちを隠さない。
もう、先に進むことを怖がらない。
「ずっと一緒にいたい」
その言葉に、過去も、誤解も、後悔も、すべてが溶けていく。
不器用だった想いが、ようやく同じ歩幅になって、同じ景色を見る。
心と心の距離が、ぴたりと重なったのがわかる。
それは、激情でも、奇跡でもなく、
ただ静かに、でも確かに――絆が結ばれた瞬間だった。
ずっと互いを見ていたのに、見つめ合えてはいなかった。
けれど今は違う。
藤堂の指が瑞希の手を包むその温度に、瑞希の鼓動が重なる。
瑞希の瞳が藤堂をまっすぐに映す、その光に、藤堂が迷いなく笑みを返す。
もう、気持ちを隠さない。
もう、先に進むことを怖がらない。
「ずっと一緒にいたい」
その言葉に、過去も、誤解も、後悔も、すべてが溶けていく。
不器用だった想いが、ようやく同じ歩幅になって、同じ景色を見る。
心と心の距離が、ぴたりと重なったのがわかる。
それは、激情でも、奇跡でもなく、
ただ静かに、でも確かに――絆が結ばれた瞬間だった。