姫君の憂鬱―悪の姫と3人の王子共―
「あ〜!でももう暇暇暇ー!」
テーブルに投げ出した手でテーブルをドンドン叩いたら、流石にうるさかったのか右隣に座っていた近江涼介に無言で睨まれてしまった。
「そんなひーちゃんに面白い話してあげようか。」
スマホいじりを終えた榛名聖が顔の横で人差し指を立てて微笑む。
“面白い話”に反応して、私は目線だけ榛名聖に向けて話を聞く意思を示した。
「知ってる?この旧校舎はねぇ…“出る”んだよ。」
「…?出るって何が?」
「そりゃぁもちろん〜…幽霊。」
「んなもんでるワケねーだろ!」
左隣からの急な大声にビクッと思わず体が跳ねた。
見ればシャーペンを握りしめた広瀬真が、めちゃくちゃ目を泳がせて狼狽えている。
テーブルに投げ出した手でテーブルをドンドン叩いたら、流石にうるさかったのか右隣に座っていた近江涼介に無言で睨まれてしまった。
「そんなひーちゃんに面白い話してあげようか。」
スマホいじりを終えた榛名聖が顔の横で人差し指を立てて微笑む。
“面白い話”に反応して、私は目線だけ榛名聖に向けて話を聞く意思を示した。
「知ってる?この旧校舎はねぇ…“出る”んだよ。」
「…?出るって何が?」
「そりゃぁもちろん〜…幽霊。」
「んなもんでるワケねーだろ!」
左隣からの急な大声にビクッと思わず体が跳ねた。
見ればシャーペンを握りしめた広瀬真が、めちゃくちゃ目を泳がせて狼狽えている。