姫君の憂鬱―悪の姫と3人の王子共―

***

「さっ!気を取り直して行くわよ!」

マンションを出て私は張り切ってあさっての方を指さした。

ちなみに傑兄ちゃんは協力した割に最後の最後で「やっぱ許せん」とかうるさかったから、強制的に彼の鼻先で玄関のドアを閉めてシャットアウトした。

「…なにするの?」

もう抵抗する気力も無くなった榛名聖が肩を落とす。

一方、力が漲っている私はニヤリと得意げに笑う。

「難しいことはなし!
とにかくたくさん遊ぶ!」


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