姫君の憂鬱―悪の姫と3人の王子共―
Ep.225 変わる日常
次の日から広瀬真は本当に旧校舎には来なくなった。
榛名聖も学校をポツポツ休む様になっていって、徐々に登校頻度が少なくなっていった。
広瀬真は変わらず私の前の席にいるけれど一分一秒惜しまず机に向かっているから声を掛け辛い。
朝と帰り、そして昼休みに一緒にお昼を食べる時だけちょこっと挨拶したり雑談したりくらいになった。
そうそう。
なぜ昼食は一緒かと言うと、私と近江涼介も旧校舎へは行かなくなって、常に教室にいる様になったから。
だからお昼だけはみんな一緒に食べて、食べ終われば即解散で各々勉強に戻るという感じ。
あの場所に2人だけなのはなんかしっくり来なくて、自然とそうなった。
突然私達が教室で昼休みを過ごす様になってクラスメイトは一時騒然としたけどまぁ、今は落ち着いた。
教室にいると広瀬真も近江涼介も、クラスメイト達もみんな僅かな時間も惜しまず必死に勉強をしている。
だから、それに煽られる様に私もガリ勉になってしまっている。
アイツらと出会ってからの日々も一変したけど、一区切りした後もあっという間に“いつも”が変わったなぁ。
――そうしてあっという間に春が終わって、5月も終わる頃。
初夏の風を感じる季節になっていた。
榛名聖も学校をポツポツ休む様になっていって、徐々に登校頻度が少なくなっていった。
広瀬真は変わらず私の前の席にいるけれど一分一秒惜しまず机に向かっているから声を掛け辛い。
朝と帰り、そして昼休みに一緒にお昼を食べる時だけちょこっと挨拶したり雑談したりくらいになった。
そうそう。
なぜ昼食は一緒かと言うと、私と近江涼介も旧校舎へは行かなくなって、常に教室にいる様になったから。
だからお昼だけはみんな一緒に食べて、食べ終われば即解散で各々勉強に戻るという感じ。
あの場所に2人だけなのはなんかしっくり来なくて、自然とそうなった。
突然私達が教室で昼休みを過ごす様になってクラスメイトは一時騒然としたけどまぁ、今は落ち着いた。
教室にいると広瀬真も近江涼介も、クラスメイト達もみんな僅かな時間も惜しまず必死に勉強をしている。
だから、それに煽られる様に私もガリ勉になってしまっている。
アイツらと出会ってからの日々も一変したけど、一区切りした後もあっという間に“いつも”が変わったなぁ。
――そうしてあっという間に春が終わって、5月も終わる頃。
初夏の風を感じる季節になっていた。