すき、という名前の花


寝癖のままの髪で、Aは階段を降りた。

リビングに入ると、そこには三人の人影がいた。
父、母、妹。――おそらく、家族。

けれど、そこに“会話”の気配はない。

< 19 / 101 >

この作品をシェア

pagetop