すき、という名前の花
教室に着くと、Aは静かに、自分の席に腰を下ろした。
窓ぎわのいちばん後ろ。
誰にも話しかけられることもなく、ただ予鈴の音を待っている。

< 36 / 101 >

この作品をシェア

pagetop