君と青空



しーーーん……





私がドアを開けた途端、みんなが私を見て静まり返る。


そして自分の席に座ってカバン片付けをし始めると、





くすくす、コソコソ

クスクス、こそこそ




私を見ながら嫌な目つきで私を見るみんな。



隣の席のはずの裕樹が遠い雅哉の席のところへ行って、




「石田が俺のこと好きとか最悪…笑」

「きしょくね?あんなブスい顔で笑」

「裕樹おつ笑笑」

「マスク取った顔見た?ブスすぎて草やった笑」

「それな笑笑」





時が止まったかと思った








……………………………………え……?



美玲莉ちゃんたち……?



………………ノリだってわかってくれなかったの……??







女子たちは


「裕樹おつかれすぎる笑笑」

「あいつ裕樹と仲良くなったからってイキってたことね笑?」

「私、気に入らんかったんやて、日奈さん」

「それな〜笑」

「てかあんなクソキモ陰キャ、クラスLINE入ってるとか悲しーい笑笑」





かつての明るかった1年3組の空気はどこへやら。


曇り空だから余計に増して暗い雰囲気が漂う。






…………………………………………やっぱり…



……人を信じるんじゃないな……

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