譲れない秘密の溺愛

8 秘密の溺愛

朝陽の家に着いた

ガチャ

「朝陽、ごめんなさいっ!?」



玄関ですぐ朝陽に抱きしめられた。



「朝陽…?」




「分かってる…分かってるから…」




私はさっきから我慢していた涙が溢れた。




強く…強く…抱きしめられる。


朝陽は涙を拭う。




「でも何で優くん呼びだったの?」



「それは優くんが呼んでって…」



「あいつ」



朝陽は笑う。
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