恋するバッテリー
憧れの憧れside青
凛音さんを無理矢理引っ張ってきたのは人影のない裏のほう。「陽翔につれてこられたんだよね?」こくりと頷く凛音さん。
「あの、思い出したくない事だとは思うけど、俺は決勝の時のことー知ってるから。」凛音さんは一瞬驚いた顔をしたけど、すぐになにもなかったような顔をして答える。「なんで知ってるの?」知られたくなかったのかな。だとしたら申し訳ない。「陽翔が急にうまくなった時期があった。理由を聞いたら凛音さんの事を聞いた。家に帰って調べたらこんな記事を見た。『決勝戦の悲劇。昨日のヒーローの敗北ー』」
凛音さんを無理矢理引っ張ってきたのは人影のない裏のほう。「陽翔につれてこられたんだよね?」こくりと頷く凛音さん。
「あの、思い出したくない事だとは思うけど、俺は決勝の時のことー知ってるから。」凛音さんは一瞬驚いた顔をしたけど、すぐになにもなかったような顔をして答える。「なんで知ってるの?」知られたくなかったのかな。だとしたら申し訳ない。「陽翔が急にうまくなった時期があった。理由を聞いたら凛音さんの事を聞いた。家に帰って調べたらこんな記事を見た。『決勝戦の悲劇。昨日のヒーローの敗北ー』」