√スターダストtoらぶ
コンカフェバイト初日はただひたすらにセリフを頭に叩き込み、動画を見てキャラの挙動を覚えることに集中した。
余計なことは考えずに、
息を吸って吐いてを繰り返すように、
西園寺満月を生きる。
演じるのではなく生きるのだと、耳タコになるほど雇用主に言われた。
俺の一言で女性達(中には男性もいるのだが…)笑顔になるのだから良いことにしよう。
どうにもそれがいつも俺がしてることみたいで
あぁ、そういうことか、なんて、
合点がいってしまったりもして。
やはり俺が見て来た
女っていう生き物は
俺を偶像のなにかと思っているんだ。
手の届かない
息のかからない
何か。
夢か幻か。
俺はある意味必死で捜して
道すがらの副産物で
満たしてあげていたはずだったんだけど、
とどのつまり、
俺は人間ではなかったんだ。
向こう側の何か、だったんだ。
触れられる実体でありながら
魂のない模型。
俺は一体いつから
いつからこんななのだろう。
追いかけられながらも
すり抜けていく
亡霊になってしまったのだろう。
だから、なのだろうか。
怪我の功名なのか、俺はあっという間に西園寺満月を体得した。
空っぽの俺の肉体に西園寺満月の魂が入り込んできて、久しぶりに呼吸がしやすかった。
生きてるって感じがした。
余計なことは考えずに、
息を吸って吐いてを繰り返すように、
西園寺満月を生きる。
演じるのではなく生きるのだと、耳タコになるほど雇用主に言われた。
俺の一言で女性達(中には男性もいるのだが…)笑顔になるのだから良いことにしよう。
どうにもそれがいつも俺がしてることみたいで
あぁ、そういうことか、なんて、
合点がいってしまったりもして。
やはり俺が見て来た
女っていう生き物は
俺を偶像のなにかと思っているんだ。
手の届かない
息のかからない
何か。
夢か幻か。
俺はある意味必死で捜して
道すがらの副産物で
満たしてあげていたはずだったんだけど、
とどのつまり、
俺は人間ではなかったんだ。
向こう側の何か、だったんだ。
触れられる実体でありながら
魂のない模型。
俺は一体いつから
いつからこんななのだろう。
追いかけられながらも
すり抜けていく
亡霊になってしまったのだろう。
だから、なのだろうか。
怪我の功名なのか、俺はあっという間に西園寺満月を体得した。
空っぽの俺の肉体に西園寺満月の魂が入り込んできて、久しぶりに呼吸がしやすかった。
生きてるって感じがした。