甘い独占欲と溺愛で、もう絶対離さない。


だいぶ慣れてきたけど、家とは違うドキドキを感じてしまう。


「って、神崎も一緒かよ」

「一緒で悪かったな」

「本当だよ。できればゆあに近づかないでほしい」

「それは無理」

「は?」


ちょ、ちょっと、言葉遣いが荒いような……?

体育祭のときも思ったけど、なんでこの二人ってこんなにバチバチなの……!?
別に深くかかわったりもしてないよね?


「俺、ゆあと話したいんだけど。
どっか行ってくれない、神崎」

「だから無理だって言ってんだろ」


そう言って唯斗くんは、私の肩を引き寄せた。

その瞬間、千紘くんの表情が固まって。


「……ゆあから離れろ」


と、どすのきいた声とともに、唯斗くんの腕を払いのけた。

えっ、ちょ、ちょっと。
この間の比にならないくらい怖いんだけど……!?

しかも、今に関してはなんで怒ってるのかも分からないし……!


「次、ゆあに指一本でも触れたらどうなるだろうな?」


< 180 / 213 >

この作品をシェア

pagetop