甘い独占欲と溺愛で、もう絶対離さない。
だいぶ慣れてきたけど、家とは違うドキドキを感じてしまう。
「って、神崎も一緒かよ」
「一緒で悪かったな」
「本当だよ。できればゆあに近づかないでほしい」
「それは無理」
「は?」
ちょ、ちょっと、言葉遣いが荒いような……?
体育祭のときも思ったけど、なんでこの二人ってこんなにバチバチなの……!?
別に深くかかわったりもしてないよね?
「俺、ゆあと話したいんだけど。
どっか行ってくれない、神崎」
「だから無理だって言ってんだろ」
そう言って唯斗くんは、私の肩を引き寄せた。
その瞬間、千紘くんの表情が固まって。
「……ゆあから離れろ」
と、どすのきいた声とともに、唯斗くんの腕を払いのけた。
えっ、ちょ、ちょっと。
この間の比にならないくらい怖いんだけど……!?
しかも、今に関してはなんで怒ってるのかも分からないし……!
「次、ゆあに指一本でも触れたらどうなるだろうな?」