甘い独占欲と溺愛で、もう絶対離さない。


クール、って感じだったのに、今は無邪気、って感じ。


それから、何度か恋愛的な質問を繰り返されて。

それに私が答えていくっていう会話が繰り広げられた。


……それを瀬良くんに、見られていたとも知らずに。




──ピンポーン。

そして夜ご飯の時間。

いつも通りご飯を作っている途中で、インターフォンが鳴った。


「はーい」


駆け足で玄関まで向かう。

玄関のドアを開けると、そこに立っていたのは、もちろん瀬良くん。


「瀬良くん……!いらっしゃいっ」

「………」


あ、あれ……?
いつもなら、やっほーって、返してくれるのに。

それに、ずっと下向いてて、目も合わせてくれない……。

「えっ、と、瀬良、くん……?」


なんか、不機嫌……?

どうしちゃったんだろう……。


「ごめん、私、なにかしちゃった……?」

「……っ、椎葉、さん」

「なに……?」


やっと話してくれた……!!
なんて思ったものの。


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