魔物の森の癒やし姫~役立たずスキル《ふわふわ》でちびっこ令嬢はモテモテです~
リンコはしばし黙りこみ、息をゆっくり吐き出した。
「……仕方ないわね。リュミが行くなら、わたしも行く。守るのはわたしの役目よ」
ふいと視線を逸らすリンコ。その頬は、いつもより赤くなっている。
「もちろん、オレも行く」
「ワシも行こう」
パッロとエルドが迷いなく名乗りを上げる。
頼れる仲間たちに囲まれて、リュミは大きく胸を張り――むん! と気合を入れるのだった。