百花繚乱
部屋で泣いていると、和葉姉さんが部屋に、入ってきました。


「姉さん……」

「ああ、そのままでいいわよ。父さんに、紳太郎さんとのこと、反対されたんだって?」

「よく知ってるわね。」

「さっき、母さんに聞いたから。」

何よ、みんなで人の事を。


「なんか、思いだすな……」

和葉姉さんはそう言って、私の隣に座りました。

「何を?」

私が聞くと、和葉姉さんは少し笑って答えてくれました。

「紅葉姉さんもね…最初同級生を連れてきて、父さんに反対されたのよ。」

「紅葉姉さんが?」

意外な話でした。

紅葉姉さんは、いつもお父さんに、従順な人だと思っていましたから。

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