君の笑顔を奪いたい。

困惑

由良くんの、急な態度に驚いて止めてしまった。


……どういうことなのか、全くわからない……!“俺を、美緒のものにして”?

まるで、告白みたいだ。まさか、こんなことまでして私を揶揄おうとしている?そんな被害妄想まで浮かんだ。



「由良くん、本当にどうしちゃったの……?お、落ち着いて」


バッと胸を押し返して距離を取った。

久しぶりに見た、捨てられた子犬みたいな由良くんの顔に、胸を鷲掴みされたみたいで。


だけど、そんなこと言ったってこれまでのことを許せるわけじゃない。
< 13 / 19 >

この作品をシェア

pagetop