本好き地味令嬢は、自由を満喫していますので。~今さら助けてくれと言われても、二度と家には戻りません!~
「信じてくださらなくても、けっこうですよ。王宮での尋問で、真実は明らかになると思います」

 そう言ったリティスの背に、アザレウスの手が与えられる。リティスはほっと息を吐き出した。

 とりあえず、悪魔を召喚した者は取り押さえた。
 一見事件は決着したように見えるけれど――フィノラが王族を害そうとするだろうか。きっと何か、裏に複雑な事情があるに違いない。
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