イケメンから抜け出したい
「翠寧と食べる予定あるんです!」


私が勇気を振り絞って言うと、



「え、じゃあそれ俺もいい?俺ってか、俺ら」



え、俺ら………?



顔をあげると、教室の外に人がたくさんいる……



「え、どういう状況?」



その中には、昨日のセンター分けの先輩と、特待生の人たちがいるのがみえた。



「お願いっ!翠寧ちゃんも一緒にいいからさ」



生徒会長が懇願してくる。



「それは翠寧に聞かないと、」



私がそう言うと、生徒会長は、「わかった聞いてくる!」とだけ言い、早々と去っていった。




というか、なんで私のところに来たんだろう。



特待生の人たちがみんないるから、そういう集まりなのかな、と思ったり。



でも翠寧もいいっていうことは、特待生とかはあんまり関係ないのかな。



あれこれ考えているうちに、生徒会長が翠寧を連れて来た。



よくあの翠寧を動かせたな、と思う。



< 57 / 58 >

この作品をシェア

pagetop