孤高の総帥は初めての恋に溺れる
その時ドアがノックされて、係の人が
お時間ですと言って呼びに来てくれた。
穂香は教会の扉の前で両親と合流した。
母にベールダウンしてもらって父の腕に
手を絡ませた。父はすごく緊張している
ようで、母に
「パパ、手と足を一緒に出さないでよ。
一番前の席で待ってるからね」
「う~~っ」
と唸る父。
犬か!と心の中で突っ込む穂香、緊張
マックスの父を見ていると自分は
落ち着いてくる。おかしな状況だ。
間もなく“CAN YOU CELEBRATE”が
流れて来て、扉が開かれた。
その少ししんみりした曲調が穂香の涙を
誘った。
碧斗と出会ってからの怒涛のような
日々の映像が、頭の中で蘇る。
穂香が碧斗の事をシンガポールギャング
なのかと言った時、涙を流して笑い
こけていた碧斗、
サンライズを見ながら涙を流す穂香にそっと
口づけた碧斗の優しく蕩けた青の瞳、
フライヤーやナイトサファリで楽しそうに
笑う碧斗、
初めての夜のセクシーな碧斗、
空港のカウンターで強引に穂香を連れ去った
碧斗の真剣な顔、そういえばそれからずっと
碧斗のマンションに居たのだった。
その数日後には穂香のマンションは解約され
碧斗のマンションで暮らすことになった。
出会ってから、1カ月足らずで籍を入れて、
この結婚式まで半年足らず本当にせっかちな
碧斗だった。
少しでも隙を見せると逃げ出してしまいそう
だと言っていた。穂香に色々考える暇を
与えたくないからとも…
穂香の為にラッセルグループの総帥の立場も
捨てるとまで言った碧斗に穂香は降参する
しかなかったのだ。
お時間ですと言って呼びに来てくれた。
穂香は教会の扉の前で両親と合流した。
母にベールダウンしてもらって父の腕に
手を絡ませた。父はすごく緊張している
ようで、母に
「パパ、手と足を一緒に出さないでよ。
一番前の席で待ってるからね」
「う~~っ」
と唸る父。
犬か!と心の中で突っ込む穂香、緊張
マックスの父を見ていると自分は
落ち着いてくる。おかしな状況だ。
間もなく“CAN YOU CELEBRATE”が
流れて来て、扉が開かれた。
その少ししんみりした曲調が穂香の涙を
誘った。
碧斗と出会ってからの怒涛のような
日々の映像が、頭の中で蘇る。
穂香が碧斗の事をシンガポールギャング
なのかと言った時、涙を流して笑い
こけていた碧斗、
サンライズを見ながら涙を流す穂香にそっと
口づけた碧斗の優しく蕩けた青の瞳、
フライヤーやナイトサファリで楽しそうに
笑う碧斗、
初めての夜のセクシーな碧斗、
空港のカウンターで強引に穂香を連れ去った
碧斗の真剣な顔、そういえばそれからずっと
碧斗のマンションに居たのだった。
その数日後には穂香のマンションは解約され
碧斗のマンションで暮らすことになった。
出会ってから、1カ月足らずで籍を入れて、
この結婚式まで半年足らず本当にせっかちな
碧斗だった。
少しでも隙を見せると逃げ出してしまいそう
だと言っていた。穂香に色々考える暇を
与えたくないからとも…
穂香の為にラッセルグループの総帥の立場も
捨てるとまで言った碧斗に穂香は降参する
しかなかったのだ。