売られた令嬢、冷たい旦那様に溺愛されてます
「完成させるんだ。俺との、これからの生活のために。」

彼が動くたび、私の心に火が灯る。

何度も、何度も。

やがてクライブが耳元で囁いた。

「離さない。君をずっと離さない。死ぬまで、君を側に置く。」

私はその言葉に、涙がこぼれそうになる。

そして、自分でも驚くほど自然に、腕がクライブを求めていた。

こんなに彼を見つめたのは、初めてかもしれない。

「……愛してるって、言って……」

気づけば口にしていた。

それは、心の奥底から漏れた声だった。

「愛って、未来を約束するものなの……」

その瞬間、クライブの動きが激しさを増す。

まるで、その言葉で何かが弾けたかのように。

「愛している……クラディア!」

私の中で、何かが溶けていく。

これはもう、身体だけの関係なんかじゃない。

私は確かに――クライブの愛を受け取ったのだ。
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