年下上司に懐かれましたがその人には好きな人がいて…そんなあなたの気持ちが知りたいです。
夕食を終えるとミルクとバースデーフォトをたくさん取り、皇平くんはミルクと私のフォルダーを作っていた。
いや、もうすでに私のフォルダーは出来ていて、見せてもらった。
お揃いのジャージとかミルクと遊んでいる時の私、お見舞い返しのスポーツタオルまで…
「タオルは私のフォルダーかな?」
「千羽がアイデア出してくれたし、千羽にも渡したじゃん、だからタオルもお揃いだろ?」
「そうだった、まだ開けてないや」
帰りにダンボールの始末と余分に注文していたタオルはもらったんだった。
そのまま洗面所に置いてあるや。
「千羽、一緒に写真撮ろう」
パシャ、パシャと何枚も二人で撮った。
「ほっぺにちゅーして」
「撮るの?」
「うん、前に座って」
皇平くんがスマホを構えると千羽は皇平くんの頬に手を添えて口唇をそっとつけた。
「可愛い、千羽」
皇平くんからもお返しで頬にキスをくれた。
目が合うと…2人は自然に口唇を合わせた…
ゴトンとスマホを床に置く音がすると頭を支えられて軽いキスを何度もすると皇平くんの舌が入ってきた。
「んっ……」
絡まり合う舌と唾液の音だけが聞こえるとミルクが2人の間に入ってきて、キスを止めた。
「ミルクがヤキモチ妬いてるんじゃない(笑)」