喜びをあなたと一緒に
その後も、いくつかのギャラリーを巡ってからホテルに帰った。
ホテルに入ろうとしたところで、自分の方に向かってくる足音が聞えてきて振り返った。
すると、聡真さんが駆け寄って来ていた。
「お店のシャッターを閉めていたら、君が帰ってくるのが見えたから。また、落ち込んでいないかなと思ったけど、心配しすぎだったみたいだね。」
「落ち込んではいません。でも、やりたいことも見つかりませんでした。」
最後に良いシーンを見られたから、落ち込んではいなかった。
でも、やりたいことが見つかっていない現状を認識した途端、気分が落ちていくのを感じた。
段々と頭が下がっていく。
「顔を上げて。お腹空いてない?一緒に食べよう。」
グーゥ。お腹の音がなった。
そういえば、作品を見るのに夢中でお昼ご飯を食べていなかった。
「あはは。俺の店で良い?」
「そんなっ。悪いですよ。いろいろ助けてもらってばかりだし…。そうだ!私がご馳走しますよ。」
名案だと思い、提案したが、彼の表情が曇った。
「自分より年下の子に奢ってもらうわけにはいかないよ。それに、君に食べてもらいたいものがあるんだ。試作品なんだけどね、感想が欲しい。」
そう言われてしまうと、他に何も言えず、試作品を頂くことにした。
ホテルに入ろうとしたところで、自分の方に向かってくる足音が聞えてきて振り返った。
すると、聡真さんが駆け寄って来ていた。
「お店のシャッターを閉めていたら、君が帰ってくるのが見えたから。また、落ち込んでいないかなと思ったけど、心配しすぎだったみたいだね。」
「落ち込んではいません。でも、やりたいことも見つかりませんでした。」
最後に良いシーンを見られたから、落ち込んではいなかった。
でも、やりたいことが見つかっていない現状を認識した途端、気分が落ちていくのを感じた。
段々と頭が下がっていく。
「顔を上げて。お腹空いてない?一緒に食べよう。」
グーゥ。お腹の音がなった。
そういえば、作品を見るのに夢中でお昼ご飯を食べていなかった。
「あはは。俺の店で良い?」
「そんなっ。悪いですよ。いろいろ助けてもらってばかりだし…。そうだ!私がご馳走しますよ。」
名案だと思い、提案したが、彼の表情が曇った。
「自分より年下の子に奢ってもらうわけにはいかないよ。それに、君に食べてもらいたいものがあるんだ。試作品なんだけどね、感想が欲しい。」
そう言われてしまうと、他に何も言えず、試作品を頂くことにした。