蒼銀の花嫁 〜捨てられ姫は神獣の番〜



 日が傾き、夕暮れの柔らかな光が庭を染め上げる。

 二人は肩を寄せ合いながら、未来への扉を見つめていた。


 (これは終わりじゃない。新たな始まり)


 心の中で誓い合い、二人はゆっくりと歩き出す。

 まだ見ぬ未来へ。
 共に進むその道を、確かな足取りで。
 
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