伝説の最強美少女。ただし(引きこもりコミュ障付き)

カタツムリ…

『は?全寮制⁉嫌ぁぁぁぁぁ‼‼‼‼』

「拒否権無いわよ?」

そう言って私の母は私を家の外に出したーー


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もう思い思いにゲームすることが出来ない。
気分は最悪。
マイナス寄りのマイナス。


「うぅ……太陽の光が辛い……目が潰れる…………」


ずっと家に篭っていたからか、久々の太陽はめちゃめちゃ眩しかった。
もうこの時点でやだ。家に帰りたい。

はぁぁぁああ……と、どでかいため息をつき、私はゆったりと歩き始めた。





「……あ、カタツムリだ」


道中、カタツムリを見つけた。
目をちょい、とつつくとすぐに引っ込むのが楽しくて、何回か遊んだ。
小さいカタツムリだからか、とても愛らしく見える。











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