契約外の初夜で、女嫌い弁護士は独占愛を解き放つ~ママになっても愛し尽くされています~
「今はそんな気分じゃないかもしれないが、なにか話したいことがあったんだよな?」
「はい」
私を真っ直ぐに見つめる侑李さんの目が、『聞かせてくれ』と言っている。
決意が固まっていた私は、小さな深呼吸をしてから切り出した。
「私、自分が間違ってたんだってことに気づいたんです……」
不思議と、緊張はしていない。
中郷課長のことまで打ち明けるのは不安だし怖いけれど、あんなことがあったあとだからか、今きちんとすべてを伝えなければ後悔すると思ったのだ。
「侑李さんが告白してくれて、本当はすごく嬉しかったんです……。私も、ずっと侑李さんに惹かれてましたから……」
「……本当に?」
目を小さく見開いた彼に、笑みを返しながら大きく頷いて見せる。
「でも、私たちはもともとは偽物の婚約者で、結婚したのもあくまでなりゆきです。侑李さんの言葉を疑ったわけじゃないですけど、侑李さんとは住む世界が違うと思ってましたし、私じゃ侑李さんとは釣り合わないって……」
「そんなこと……」
「それに、私が妊娠したことで侑李さんは驚いたのもあって、冷静に決断してくれたわけじゃないかもしれないって不安になったんです……」
否定しかけた侑李さんの言葉を、あえて遮ってしまう。
彼は少しだけ不本意そうにしつつも、私の気持ちを尊重するように相槌を打った。
「はい」
私を真っ直ぐに見つめる侑李さんの目が、『聞かせてくれ』と言っている。
決意が固まっていた私は、小さな深呼吸をしてから切り出した。
「私、自分が間違ってたんだってことに気づいたんです……」
不思議と、緊張はしていない。
中郷課長のことまで打ち明けるのは不安だし怖いけれど、あんなことがあったあとだからか、今きちんとすべてを伝えなければ後悔すると思ったのだ。
「侑李さんが告白してくれて、本当はすごく嬉しかったんです……。私も、ずっと侑李さんに惹かれてましたから……」
「……本当に?」
目を小さく見開いた彼に、笑みを返しながら大きく頷いて見せる。
「でも、私たちはもともとは偽物の婚約者で、結婚したのもあくまでなりゆきです。侑李さんの言葉を疑ったわけじゃないですけど、侑李さんとは住む世界が違うと思ってましたし、私じゃ侑李さんとは釣り合わないって……」
「そんなこと……」
「それに、私が妊娠したことで侑李さんは驚いたのもあって、冷静に決断してくれたわけじゃないかもしれないって不安になったんです……」
否定しかけた侑李さんの言葉を、あえて遮ってしまう。
彼は少しだけ不本意そうにしつつも、私の気持ちを尊重するように相槌を打った。