君に恋する3秒前
その日から翠くんの猛アピールが始まった

「杏先輩、好きです!!!」

全校集会で叫んだり…

「杏先輩、好きだぁぁぁぁ!!!」

「杏先輩が好き By翠」と書かれた布を屋上から吊るしたり…

「せ・ん・ぱ・い♡ 今日も好きですよ」

毎日私のクラスに来ては告白してくる

「…いい加減にしなさーい!!!」

「え?なんで俺、怒られてるんですか?」

「他の人が見てるの分からないかな!?」

私がそういうと翠くんはきょとんとしながら私を見つめる

「俺からしたら変な男が先輩につかなくて嬉しいですけどね」

私は頬を紅色に染めた

「普通にそう言ってやってるけど私、あなたのこと振りましたからね!?」

「先輩、ほっぺ真っ赤…可愛いですね」

「とりあえず、教室に戻りなさーい!!!」

私は翠くんを教室から追い出した

「待っててください…絶対に惚れさせますから…!」

翠くんがそう呟いたのを知るよちもなかった
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