婚活!~絶対幸せになれる婚、探してます~
ふと彼女を見れば温い目をしているではないか。〝引け〟のサインだ。どうやら見過ごせないNGポイントがあったよう。

思いのほか盛り上がっていく男性陣の旅行サイトトークを尻目に、私とジュリナは「ドリンクを取ってきますね」なんて理由をつけて、そそくさとその場を離れた。

「紬希。あの男たちはナシで」

ふたりきりになったところで、ジュリナが切り出す。

「そう? 仕事に理解はありそうだったけど」

「理解? 違うよー、あれは評論家気取りしたいだけ。女子ほっぽり出して持論トーク始める男は気をつけた方がいいよ。上から目線なのも気に入らなかったし。『若いのに』とか言ってすぐ年齢に結び付けたがる男は、歳のせいにして逃げ道作りがち」

今日もジュリナは手厳しい。私は「あはは」と乾いた笑みを浮かべた。

「紬希、ハッピーな結婚がしたいんでしょ? 男選びは絶対に妥協しちゃダメ。一生その男の顔を見て暮らすことになるんだよ?」

ジュリナが私の顔の前に人差し指を立てる。ごくりと喉を鳴らし「そ、そうだね」と頷いた。

幸せな結婚がしたい――そう思うようになったのには理由がある。

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