婚活!~絶対幸せになれる婚、探してます~
これまで結婚など意識したこともなく、永遠を誓いたいと思える女性などいなかったが、彼女なら――。
生まれて初めてそんな予感を覚え、確かめてみたいという気持ちが芽生える。
オフィスに戻ると、桃代さんがデスクで帰り支度を始めていた。これから華村へ向かうのだろう。
「桃代さん。本当にやるのか?」
あえて冷ややかに尋ねてみると「しばらくご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」と真面目くさった返答をされてしまった。
はあ、と落胆して息をつく。これは観念した方がよさそうだ。
「それでは、私はこれから華村に行ってきますので。のちほど報告書をお送りします」
そう言ってコートを小脇に抱える彼女に向けて、俺は「ちょっと待て」と声をかけて自身のPCをシャットダウンした。
「俺も行く」
「へ?」
これは予想外だったのか、ぽかんと口を開けて間抜けな顔をする彼女。
「俺も事情を聞かなきゃ正確な判断が下せないだろ。あんたは情に流されそうだし」
「え……信頼されてない……?」
「乗りかかった船だから付き合うって言ってるんだよ」
わかりやすく言うと、彼女は信じられないという顔で目を見開き「ありがとうございます」と大きく頷いた。
生まれて初めてそんな予感を覚え、確かめてみたいという気持ちが芽生える。
オフィスに戻ると、桃代さんがデスクで帰り支度を始めていた。これから華村へ向かうのだろう。
「桃代さん。本当にやるのか?」
あえて冷ややかに尋ねてみると「しばらくご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」と真面目くさった返答をされてしまった。
はあ、と落胆して息をつく。これは観念した方がよさそうだ。
「それでは、私はこれから華村に行ってきますので。のちほど報告書をお送りします」
そう言ってコートを小脇に抱える彼女に向けて、俺は「ちょっと待て」と声をかけて自身のPCをシャットダウンした。
「俺も行く」
「へ?」
これは予想外だったのか、ぽかんと口を開けて間抜けな顔をする彼女。
「俺も事情を聞かなきゃ正確な判断が下せないだろ。あんたは情に流されそうだし」
「え……信頼されてない……?」
「乗りかかった船だから付き合うって言ってるんだよ」
わかりやすく言うと、彼女は信じられないという顔で目を見開き「ありがとうございます」と大きく頷いた。