愛を知った日
「じゃ〜ん。スペシャルゲストのお2人です〜お邪魔します〜」
「驚かせてごめんな。入ってもいい?」
「はい。どうぞ」
「お邪魔します〜」
「調子悪くてあまりおもてなしできないですけど。すみません」
「知ってる。別におもてなししてほしくて来たわけじゃないから。お菓子とか飲み物とか色々買ってきたから」
「体調、大丈夫か?」
「大丈夫です。心配おかけしてすみません」
「いや、全然」
「でもなんで?」
「学校帰りに会ったの。カラオケも延期になったし心配だって言うから連れて来た」
「いきなりで驚いたよな。ごめん」
「いえ、大丈夫ですけどまた学校行かなかったんですね」
「げっ。痛い所ついてくるな。でもテストも終わったし」
「ダメですよ」
「分かったよ…」
それから私はあまり食べなかったけどお菓子を食べたりして過ごした。
「俺たちもうそろそろバイトだから帰るわ」
「えっ忙しいのに来てくれたんですか?」
「うん。鳳蝶が行こうって言うからさ」
「ありがとうございました」
「じゃあ私も帰ろうかな」
「えっ?」
「具合悪い人の所に長くいても申し訳ないしね」
「まだいてもいいのに」
「奏はゆっくり休んで。何か困ってることある?」
「ううん。大丈夫。ありがとう」
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