愛を知った日
「わぁ〜すご〜い」
「ご来店、ありがとうございます。お嬢様、ご主人様。ここでは簡単なフードとドリンクを提供しております。ご注文お決まりになりましたらお呼びくださいませ」
4人掛けのテーブルに着くと鳳蝶くんがやって来てそう言った。
「ふふっ。こっちも喋り方似合ってない」
「明美ちゃん!失礼だよ。みんななんか飲む?今注文してもいい?」
「はい。もちろんです」
私は手書きで作られたメニュー表を差し出した。
「僕、オレンジジュース!」
「僕はホットコーヒーにするよ」
「私はホットチョコ!」
「私もそれにしようかな」
「かしこまりました。少々お待ちください」
そう言って鳳蝶くんは去って行った。
「ここ、楽しいね」
「楽しいねぇ」
「次どこ行く?」
「どうしようねぇ」
そんな会話をしていると鳳蝶くんが皆の飲み物を持ってきた。
「お待たせいたしました」
「わぁ〜い。ありがとう。お兄ちゃん」
「ああ。ゆっくり飲めよ」
鳳蝶くんは私達の目の前にコースターを置き、その上に各々の飲み物を置いていく。
「ありがとう」
「ゆっくりしていけよ」
そう言って鳳蝶くんは去っていき、私達は会話を楽しんでいた。
話した結果、次は出店で遊ぶことになった。
< 52 / 390 >

この作品をシェア

pagetop