愛を知った日
「これ、もし良かったら少し食べませんか?口つけてないので」
「いいのか?」
「はい。もうお腹いっぱいですしさっきからずっとこっち見てましたよね?」
「鳳蝶、何気にポテトサラダ好きだよね」
「なんで分かった?」
「そうなんですか?じゃあなおさら食べてください」
「ありがと」
「鳳蝶は意外と分かりやすいからなぁ」
「そんなことねぇし」
「そうかな〜」
そんな事を言いながらも美味しそうにポテトサラダを食べているところを見るとなんだかほっこりしてしまった。
「あっそういえば俺達、3週間後テストだよ。行く?」
「行くだろ。普通に」
「そういうところ真面目だよね。でも俺達勉強全然してないよ〜」
「えっ月桃もテストなの?確かうちのところもだよね?あんま勉強してない。どうしよう」
「あっじゃあさ。みんなで勉強会しない?分からない所を教え合うの」
「いいな。それ」
「えー勉強嫌い」
「お前、数学やばいだろ」
「私数学得意だよ」
明美ちゃんが言った。
「そう言う鳳蝶も国語やばいじゃん」
「私国語教えます」
「えっちょうどいいじゃん。どこでやる?」
「カフェとか?」
「えー僕、うるさいと集中できない」
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