愛を知った日
ご飯を食べ終わって私のスマホでみんなに連絡した。
「私の家でOKです。」
「ほんと？じゃあ奏の家集合で。」
「はーい。」
「了解。」
「伊月、ちゃんと送ったか？」
「もちろん〜」
「送ってもらったよ。」
「そうか。」
「じゃあそういうことでおやすみ！」
「おやすみなさい。」
「ゆっくり休めよ。」
みんな各自おやすみスタンプを送っていた。
その後、お風呂に入るよう言われたので入ってお水を飲もうとリビングに行くと
「今日は久しぶりに私が碧と寝るわ。」
「えっ。そう？奏の読み聞かせには勝てないと思うけどな。」
「そうかもしれないけど一応碧の産みの母なんだから頑張って早く寝かしつけてみせるわ。」
「そうだね。ママならできるよ。頑張って。」
私がすぐ近くにいるのにそんな恥ずかしくなるような会話をしている2人。なんだか居たらいけないような気がしてそそくさと部屋に戻った。
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