俺の痛みに金を払え
生誕〜
街は新年の挨拶や
初詣、初売りで賑わう。
寒さもどこか遠くへ行った様な活気に満ちた
真冬の1月2日。
俺はこの世に生を受けた。

父親、母親、姉とごく普通な4人家族だ。
母方の血筋は公務員一家と俗に言う
世間体を気にする真面目な一族だ。

父方の血筋は詳しくわからないが
反社会的な親族もいる。

母親は品に満ちた小綺麗な方。
父親はパンチパーマにどことなく
反社会的に見えるのだ。

生き方も育った環境も違う2人が
どーして結婚したのかわからないが
2人の結婚が俺をこの世にだした。

幼少期の記憶は断片的なことしか
覚えてはいない。
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