初恋は華やかに染まって

5 華やかに染まって

いつも通りリムジンに4人で乗る。
幸せそうな愛莉と拓也、私は嬉しかった。
2人がやっと付き合えて本当に良かった。
 

これから集まるのは減るんだろうけど私にも凪がいる。


明日から夏休み



凪と何度目かのデートの約束をした。



デートの日
朝7時



「玲奈…玲奈…おはよ」



「ん……へ?」



よく見ると凪が隣で寝ていた。




目の前に顔が…さすが隠しているだけあるくらい凪はイケメンだ。




「え!?なんで凪がいるの!!」



やっと私は今の状況を理解したんだけど、凪は私を抱きしめる。



そしておでこにキスをする。



「ちょっと!」




「寝顔可愛かった…」




全然頭が追いつかない。
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