ほしうらない
涙は枯れない。
涙が出なくなるのは、諦めたときだ。
胃の痙攣が治まって、ふらふらしながら外に出た。
駅の中の、籠もった熱気がまた吐き気を誘う。
沢山の人が行き交う。
皆、すごい。きっと辛いことや苦しいことが人それぞれあるのに、どうして普通の顔をしてやっていけているのだろう。
どうやったら、私は平気になるのだろう。
普通になれるのだろう。
構内の広場のような場所にあったベンチを見つけて、座り込む。
落ち着こう。どうしよう、帰れる気がしない。母親に連絡して、迎えにきてもらう? でもまた心配をかける。お盆に帰ってきてあんなに喜んでたのに。