ほしうらない

半分呆れた顔をして隣のアイスコーヒーを取った有明さんが、私の紅茶と一緒にお会計してくれた。

「勝手にどっか行くし、振り回すし、自由気まま」
「そんなに酷いですか」
「電話したら出てほしいのは一番。事故に遭ったのかと思った」
「す、みません……」

思えば昨夜、呼び出していたのだ。しかも今日一緒に帰ってくれる。

「有明さんって本当に優しいですね」
「俺もそう思う。今度正武さんにも言っといて」
「みんなに訴えておきます!」
「それは止めて」

休み明け、正武さんに「有明さんは優しい」と言ったら、信じられないという顔をされた。



ほしうらない end.
20250821

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